2011年 07月 05日
リペツクの木 |
ある日、ロシア語の先生が、ある街路樹の前で「この木何だか知ってる?リペツクの木よ。」と教えてくれました。
「英語で何と言うんだったか忘れちゃったけど、ロシア語ではリーパ。だから街の名も”リーペツク”なのよ。」と。
言われてみれば、リペツク州の紋章や州旗にこの木が描かれています。
調べてみたら、「リーパ(липа)」とは菩提樹のことでした。
ヨーロッパでは「リンデン」と呼ばれます。
リペツクの中心部には、ポプラではなくこのリーパが街路樹としてたくさん植えてあります。
街中で見かける「I love リペツク」のマークもリーパの葉っぱ。
菩提樹はロシアでは珍しい木ではありません。
では、何でその木が州の名前になっているのでしょうか?
リペツクには『リポーフカ(Липовка)』という川が流れていて、ロシア皇帝ピョートル1世がその流域に製鉄所を作るように命じたのが、街の始まりなんだそうな。なので、リペツクの名の源はこの「リポーフカ」ですね。
ということは、もともとは「リペツク」という街の名と、「リーパ」という樹木の名が直接関係していたわけでは無いのかも。ま、これ以上のことは、今の私の語学力では解りかねます…。またおいおい(笑)。
この「リーパ(липа)」の花からは、ハチミツが採れます。
ロシアの市場やスーパーでは、量り売りのハチミツ屋さんをよく見かけますが、そこには必ずこの「リーパ(липа)」のハチミツが置いてあります。
これがそうです。
クリームみたいに見えますが、ハチミツです。
ちょっと珍しいですね。
日本のハチミツも寒い時期になると結晶化してガリガリした固まりができますが、リーパのハチミツはその結晶がすごく細かいのでこういうクリーム状になるのだそう。
風味もちょっと特徴的です。
強い花の香りがします。
クセがあるので、好き嫌いも分かれるようです。
私は、食べ物に直接つけるとその強い香りが気になるので、主にハーブティーに入れて使っています。
日本でも専門店では「リンデン(菩提樹)のハチミツ」を買えるようなので、試してみてはいかがでしょう。
「英語で何と言うんだったか忘れちゃったけど、ロシア語ではリーパ。だから街の名も”リーペツク”なのよ。」と。
言われてみれば、リペツク州の紋章や州旗にこの木が描かれています。
調べてみたら、「リーパ(липа)」とは菩提樹のことでした。
ヨーロッパでは「リンデン」と呼ばれます。
リペツクの中心部には、ポプラではなくこのリーパが街路樹としてたくさん植えてあります。
街中で見かける「I love リペツク」のマークもリーパの葉っぱ。
菩提樹はロシアでは珍しい木ではありません。
では、何でその木が州の名前になっているのでしょうか?
リペツクには『リポーフカ(Липовка)』という川が流れていて、ロシア皇帝ピョートル1世がその流域に製鉄所を作るように命じたのが、街の始まりなんだそうな。なので、リペツクの名の源はこの「リポーフカ」ですね。
ということは、もともとは「リペツク」という街の名と、「リーパ」という樹木の名が直接関係していたわけでは無いのかも。ま、これ以上のことは、今の私の語学力では解りかねます…。またおいおい(笑)。
この「リーパ(липа)」の花からは、ハチミツが採れます。
ロシアの市場やスーパーでは、量り売りのハチミツ屋さんをよく見かけますが、そこには必ずこの「リーパ(липа)」のハチミツが置いてあります。
これがそうです。
クリームみたいに見えますが、ハチミツです。
ちょっと珍しいですね。
日本のハチミツも寒い時期になると結晶化してガリガリした固まりができますが、リーパのハチミツはその結晶がすごく細かいのでこういうクリーム状になるのだそう。
風味もちょっと特徴的です。
強い花の香りがします。
クセがあるので、好き嫌いも分かれるようです。
私は、食べ物に直接つけるとその強い香りが気になるので、主にハーブティーに入れて使っています。
日本でも専門店では「リンデン(菩提樹)のハチミツ」を買えるようなので、試してみてはいかがでしょう。
by chigasaki-na
| 2011-07-05 01:00
| リペツクあれこれ