2011年 08月 14日
リペツクお買い物事情 キオスク編 |
ここのところ、暑いだけでなく空気がもの凄く乾燥しています。
昨日の日中の湿度は11%と表示されていました!
日本の乾燥注意報が25%以下で出されることを考えると、本当にカラッカラです。
このカラッカラの空気とジリジリと照りつける太陽の下にいると”乾涸びそう”です…
そういう時、ロシアには街中あちこちにキオスクと呼ばれる簡易店舗があり、飲み物も買えるので便利です。
日本のコンビニみたい。
最近はスーパーやショッピングセンターが増えたせいで少なくなってきているとも聞きますが、だいたいバス停の近辺に1件はあります。
バス停と一体になっているキオスク。
まさに”よろずや”です。
雑誌、雑貨、おもちゃ、化粧品、食品、飲料…
小さな店の中にギッシリ詰まっています。
その他、公営共同住宅が立ち並ぶエリアの中にもあることが多いし、大通り沿いや公園の近くにもたくさんあります。
店の外から商品がわかるように、ガラスや柱に商品パッケージがベタベタといっぱい張ってある。
スーパーもたくさんあるし、売っている商品もほとんど同じなのですが、今もキオスクで買い物をするお客さんをそれなりに見かけます。お年寄りや子供にはこちらの方が便利なようです。
二つの写真を見て気づいたでしょうか?
このキオスク、日本のコンビニやキオスクと決定的に違うところがあります。
自分で商品を手に取ることができません。
上の写真でおばさんが手をかけている小さな窓。
この窓の中に店番のおばちゃんがいます。
買い物はこの窓でします!
商品が出せないんじゃないかと思うくらいの小さな窓です。(笑)
中のおばちゃんに「○○はある?」と聞いて商品を見せてもらい、言われた金額を払います。
なので、
ロシア語ができないと買い物ができない…
外から商品を指差してもおばちゃんには見えないことが多いし、「これのことか?」とか「無い」とか言われてもわかんないですからね。
便利なようで、私達にはなかなかハードルが高いです。
店の外に、冷やしたジュースやビールを入れた冷蔵ケースがあります。
これも日本のように自分で開けて取ることはできません。
小窓からおばちゃんに欲しいものを言うと、おばちゃんが中から操作してケースの電子鍵を解除します。なんというハイテク!(笑)
よろずや以外にもいろいろありますよ。
アイスクリーム屋
たまご屋
お菓子屋
乳製品屋
パン屋、ハム・ソーセージ屋、肉屋、魚屋、八百屋なんでもあります。
スーパーより値段は高いことが多いです。
私達は何でも揃うスーパーやショッピングセンターであれもこれも一度に買える方が便利ですが、お年寄りや子供にはこの昔ながらの店の方が買い物がしやすいようです。日本のお年寄りが銀行のATMより手数料がかかる窓口の方が便利なのと同じですね。弱者に優しくなくて理不尽に思いますが…。
この小さな窓や、住宅の近くに小さな店がたくさんあるのは、ロシアの冬の寒さのせいかも、と思います。
冷たい空気が入らないように、できるだけ出入り口を小さくした結果がこれなんじゃないのかな。
万引き防止もあると思います。ソ連時代は在庫管理が厳しかったそうだから。
住居の近くで必要最低限のものを購入できるのも、マイナス20℃や30℃の環境で生きて行くためには都合が良かったでしょう。
でも、経済成長に伴って、いずれこういう店は少なくなっていくんじゃないかと思います。
足腰が不自由な年金暮らしのお年寄りが暮らしにくい社会になっていくのは、ちょっと悲しいです。
昨日の日中の湿度は11%と表示されていました!
日本の乾燥注意報が25%以下で出されることを考えると、本当にカラッカラです。
このカラッカラの空気とジリジリと照りつける太陽の下にいると”乾涸びそう”です…
そういう時、ロシアには街中あちこちにキオスクと呼ばれる簡易店舗があり、飲み物も買えるので便利です。
日本のコンビニみたい。
最近はスーパーやショッピングセンターが増えたせいで少なくなってきているとも聞きますが、だいたいバス停の近辺に1件はあります。
バス停と一体になっているキオスク。
まさに”よろずや”です。
雑誌、雑貨、おもちゃ、化粧品、食品、飲料…
小さな店の中にギッシリ詰まっています。
その他、公営共同住宅が立ち並ぶエリアの中にもあることが多いし、大通り沿いや公園の近くにもたくさんあります。
店の外から商品がわかるように、ガラスや柱に商品パッケージがベタベタといっぱい張ってある。
スーパーもたくさんあるし、売っている商品もほとんど同じなのですが、今もキオスクで買い物をするお客さんをそれなりに見かけます。お年寄りや子供にはこちらの方が便利なようです。
二つの写真を見て気づいたでしょうか?
このキオスク、日本のコンビニやキオスクと決定的に違うところがあります。
自分で商品を手に取ることができません。
上の写真でおばさんが手をかけている小さな窓。
この窓の中に店番のおばちゃんがいます。
買い物はこの窓でします!
商品が出せないんじゃないかと思うくらいの小さな窓です。(笑)
中のおばちゃんに「○○はある?」と聞いて商品を見せてもらい、言われた金額を払います。
なので、
ロシア語ができないと買い物ができない…
外から商品を指差してもおばちゃんには見えないことが多いし、「これのことか?」とか「無い」とか言われてもわかんないですからね。
便利なようで、私達にはなかなかハードルが高いです。
店の外に、冷やしたジュースやビールを入れた冷蔵ケースがあります。
これも日本のように自分で開けて取ることはできません。
小窓からおばちゃんに欲しいものを言うと、おばちゃんが中から操作してケースの電子鍵を解除します。なんというハイテク!(笑)
よろずや以外にもいろいろありますよ。
アイスクリーム屋
たまご屋
お菓子屋
乳製品屋
パン屋、ハム・ソーセージ屋、肉屋、魚屋、八百屋なんでもあります。
スーパーより値段は高いことが多いです。
私達は何でも揃うスーパーやショッピングセンターであれもこれも一度に買える方が便利ですが、お年寄りや子供にはこの昔ながらの店の方が買い物がしやすいようです。日本のお年寄りが銀行のATMより手数料がかかる窓口の方が便利なのと同じですね。弱者に優しくなくて理不尽に思いますが…。
この小さな窓や、住宅の近くに小さな店がたくさんあるのは、ロシアの冬の寒さのせいかも、と思います。
冷たい空気が入らないように、できるだけ出入り口を小さくした結果がこれなんじゃないのかな。
万引き防止もあると思います。ソ連時代は在庫管理が厳しかったそうだから。
住居の近くで必要最低限のものを購入できるのも、マイナス20℃や30℃の環境で生きて行くためには都合が良かったでしょう。
でも、経済成長に伴って、いずれこういう店は少なくなっていくんじゃないかと思います。
足腰が不自由な年金暮らしのお年寄りが暮らしにくい社会になっていくのは、ちょっと悲しいです。
by chigasaki-na
| 2011-08-14 14:50
| リペツクあれこれ