2011年 11月 23日
ロシアの猫は”マンホール”で丸くなる |
今朝は冷え込んで、今冬初めてのマイナス10℃超えとなりました。
葉がすっかり落ちた冬枯れの木立や街路樹の下、汚れた落ち葉やゴミや路面を白い雪が覆い隠します。ロシアの冬らしいモノトーンの風景です。
(春になって雪が融けると、またあの恐ろしく汚いゴミ溜めのような風景がやってきますが…)
ロシアの人たちは自然や動物が大好き。
犬を飼っている人が多くて、スーパーには必ずペットフードのコーナーがあります。
猫は犬と違って外を連れて歩く人があんまりいないので、飼っている人がたくさんいるのかどうか私にはわかりません。
が、野良猫はとっても多い。
ロシアは公団住宅やマンションが多いので、その入り口付近で住人たちにかわいがられている野良猫をよく見かけます。ウチのマンションにも何匹かの野良猫が入り浸っていて、誰かが時々餌をあげてる。
日本だと、アレルギーなどで動物が苦手だったり不潔だからと野良の動物を嫌がったりする人も少なくないですし、ご機嫌が悪い時にたまたままとわりついてきた動物を虐める人を目にすることもありますね。
でも、ロシアではそういう場面をこれまで見たことがありません。
大きな声で犬や猫を追っ払ったり蹴飛ばしたりするところを、目にしたことは一度もありません。
ロシアの人たちは、無愛想だけれど子供や動物にとても優しい愛情豊かな人々だと感じます。
猫ちゃんたち、人から虐められることが無いので、いつもお気に入りの暖かい場所で無防備に寝そべったり丸くなったりしています。
もうすっかり寒くなったので、猫ちゃんたちにはツライ季節。
マンションの中に入りたい時は、人がやってくるのを見計らってオートロックのドアの前で「お願い、入れて」ってな眼差しで見上げます。ドアの中にはセントラルヒーティングのヒーターがありますから。
中に入れない時は、猫ちゃん達お気に入りの場所があります。
ここ→
以前に書きましたが、ロシアの上水道はお湯と水と別々に供給されていますので、お湯の配管上のマンホールはとっても温かいんです。ここだけ雪が積もりません。
猫ちゃんたちが暖を取るにはもってこいというワケ。
これは陣取り合戦(笑)
左の猫は入れてもらいたくてにじり寄って行くんだけれど、右の猫に睨まれて近づけない。
恨めしそう…
かわいがられているせいか、とってもお利口で聞き分けも良いのです。
先日、夫と一緒に帰ってきてエレベーターを降りたら、そこで猫ちゃんが待ち伏せしてました。
エレベーターに乗って上に行ったり下に降りたりできることも、ちゃんとわかっているようです。
おなかが空いていたのでしょう。
さも当然のように私たちの横を並んで歩き、玄関ドアにへばりついて離れない…
「絶対自分が先に入ってやる!」てな勢いで、玄関に手をかけて待ち構えてます。
ちょっと押したくらいじゃテコでも動きません…
仕方ないので抱きかかえて脇へ避けたら、もう観念してそれ以上は近寄ってきませんでした。
お利口でしょ?
野良犬もゴミ置き場付近で見かけることがありますが、やはり狂犬病が怖いのか、猫のように世話をしている人は見かけませんね。それでも冬には、屋根のあるゴミ置き場のコンテナ横に段ボールの囲いを作って雪をしのげるようにしたり、残飯を置いたりしている人をたまに見かけます。
モスクワではこんな光景さえあるそうです!
【地下鉄に乗る野良犬】
リペツクでは真冬はやっぱり野良動物には厳しい環境なので、問題になるほど数が多いようには思いませんが、モスクワのように都会化して暖かい場所が増えると問題になってくるでしょうね。
葉がすっかり落ちた冬枯れの木立や街路樹の下、汚れた落ち葉やゴミや路面を白い雪が覆い隠します。ロシアの冬らしいモノトーンの風景です。
(春になって雪が融けると、またあの恐ろしく汚いゴミ溜めのような風景がやってきますが…)
ロシアの人たちは自然や動物が大好き。
犬を飼っている人が多くて、スーパーには必ずペットフードのコーナーがあります。
猫は犬と違って外を連れて歩く人があんまりいないので、飼っている人がたくさんいるのかどうか私にはわかりません。
が、野良猫はとっても多い。
ロシアは公団住宅やマンションが多いので、その入り口付近で住人たちにかわいがられている野良猫をよく見かけます。ウチのマンションにも何匹かの野良猫が入り浸っていて、誰かが時々餌をあげてる。
日本だと、アレルギーなどで動物が苦手だったり不潔だからと野良の動物を嫌がったりする人も少なくないですし、ご機嫌が悪い時にたまたままとわりついてきた動物を虐める人を目にすることもありますね。
でも、ロシアではそういう場面をこれまで見たことがありません。
大きな声で犬や猫を追っ払ったり蹴飛ばしたりするところを、目にしたことは一度もありません。
ロシアの人たちは、無愛想だけれど子供や動物にとても優しい愛情豊かな人々だと感じます。
猫ちゃんたち、人から虐められることが無いので、いつもお気に入りの暖かい場所で無防備に寝そべったり丸くなったりしています。
もうすっかり寒くなったので、猫ちゃんたちにはツライ季節。
マンションの中に入りたい時は、人がやってくるのを見計らってオートロックのドアの前で「お願い、入れて」ってな眼差しで見上げます。ドアの中にはセントラルヒーティングのヒーターがありますから。
中に入れない時は、猫ちゃん達お気に入りの場所があります。
ここ→
以前に書きましたが、ロシアの上水道はお湯と水と別々に供給されていますので、お湯の配管上のマンホールはとっても温かいんです。ここだけ雪が積もりません。
猫ちゃんたちが暖を取るにはもってこいというワケ。
これは陣取り合戦(笑)
左の猫は入れてもらいたくてにじり寄って行くんだけれど、右の猫に睨まれて近づけない。
恨めしそう…
かわいがられているせいか、とってもお利口で聞き分けも良いのです。
先日、夫と一緒に帰ってきてエレベーターを降りたら、そこで猫ちゃんが待ち伏せしてました。
エレベーターに乗って上に行ったり下に降りたりできることも、ちゃんとわかっているようです。
おなかが空いていたのでしょう。
さも当然のように私たちの横を並んで歩き、玄関ドアにへばりついて離れない…
「絶対自分が先に入ってやる!」てな勢いで、玄関に手をかけて待ち構えてます。
ちょっと押したくらいじゃテコでも動きません…
仕方ないので抱きかかえて脇へ避けたら、もう観念してそれ以上は近寄ってきませんでした。
お利口でしょ?
野良犬もゴミ置き場付近で見かけることがありますが、やはり狂犬病が怖いのか、猫のように世話をしている人は見かけませんね。それでも冬には、屋根のあるゴミ置き場のコンテナ横に段ボールの囲いを作って雪をしのげるようにしたり、残飯を置いたりしている人をたまに見かけます。
モスクワではこんな光景さえあるそうです!
【地下鉄に乗る野良犬】
リペツクでは真冬はやっぱり野良動物には厳しい環境なので、問題になるほど数が多いようには思いませんが、モスクワのように都会化して暖かい場所が増えると問題になってくるでしょうね。
by chigasaki-na
| 2011-11-23 13:52
| 四季折々・冬