2012年 05月 17日
牛肉の話2 霜降り牛肉 |
この前、『牛肉の話』の中で、かたーいロシアの牛肉をまあ何とか食べるアイデアをいくつか書かせていただきました。
その後、実はこんなことがありました。
↓
ボロネジまで車で行く途中、左手に比較的新しい工場らしき建物が見え、壁面に「м・・・・・・・・ мясо 」という文字が書かれていました。 мясоとは肉のこと。ドライバーさんに聞いてみると、
「ここでは日本の肉を作っているんだ!」と。
「へっ?日本の肉??」
「そう、日本の肉。мраморное мясо」
夫と二人で???リペツクから日本に肉を輸出するなんてあり得ません。
もしかして霜降りのこと?と思って辞書を調べてみたらビンゴ!
мраморное мясо(ムラモールナエ ミャーサ) とは「大理石模様の肉」と言う意味で、霜降り牛肉のことでした。
なんと、リペツクでは霜降り牛が手に入ることを初めて知りました!!
しかし、やはり特別に流通しているらしく、どこで買えるのかドライバーさんは知らないとのこと。
ここで気づいた。
前回の『牛肉の話』の終わりにつけたリンク先のブログの中に「リペツク牛」というのが出てきます。この「リペツク牛」、これこそが”мраморное мясо ”だったんだー、と。ずっと、市場の牛肉のことだと思ってました・・・
早速”料理人さん”が仕込みに行っている業務用スーパー<METRO>に行ってみると
ありましたー!(笑)
ООО «АЛБИФ» 有限会社アルビーフ
Липецкое мраморное мясо リペツクの霜降り肉
と大きく書いてあります。
真空パック&チルドで賞味期限が3週間 ←ちと長い気もするが・・・
例によってブロック肉なので霜降り具合はかなーりわかりにくかったのですが、思い切ってサーロイン1.2kgを買っちまいました♪
これを見て皆様が「霜降り」と認めるかどうかはさておき、まあこんな感じ。
そして、何より違うのはその臭い!
もうねー、これはぜんぜん違うねー。
私がへこたれた”獣臭さ”が無いっ。
調べてみたところ、やっぱりエサが違うのだそうです。
牧草で育った牛と穀物飼料で育った牛では、肉の臭いが異なるらしく、そのために日本ではオーストラリア牛よりアメリカ牛が好まれるんだとか。このリペツク牛はトウモロコシを与えているそうです。
勇気を出して厚めにカットし、味噌漬けとか焼肉とかで食べてみました。
あごが疲れないよー、噛み切れるよー!(笑)
肉の味も脂の味も、その辺のスーパーで買うものとはぜんぜん違う。
日本の牛肉と比べるのはナンセンス。それは忘れることにしましょう。
昨秋にモスクワで行われた食品見本市でも最高評価をもらったらしいです。ロシアの高級レストランで出されるステーキ肉はほとんどが輸入品なんだそうですから、期待度大でしょうね。
というわけで、ロシアでは大変貴重な”霜降り牛”しかも地元産が、ここでは店で買えます!後は、うすーくひらひらにスライスしてくれるといいんですけどねー。
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
【東日本大震災 クリック募金】
その後、実はこんなことがありました。
↓
ボロネジまで車で行く途中、左手に比較的新しい工場らしき建物が見え、壁面に「м・・・・・・・・ мясо 」という文字が書かれていました。 мясоとは肉のこと。ドライバーさんに聞いてみると、
「ここでは日本の肉を作っているんだ!」と。
「へっ?日本の肉??」
「そう、日本の肉。мраморное мясо」
夫と二人で???リペツクから日本に肉を輸出するなんてあり得ません。
もしかして霜降りのこと?と思って辞書を調べてみたらビンゴ!
мраморное мясо(ムラモールナエ ミャーサ) とは「大理石模様の肉」と言う意味で、霜降り牛肉のことでした。
なんと、リペツクでは霜降り牛が手に入ることを初めて知りました!!
しかし、やはり特別に流通しているらしく、どこで買えるのかドライバーさんは知らないとのこと。
ここで気づいた。
前回の『牛肉の話』の終わりにつけたリンク先のブログの中に「リペツク牛」というのが出てきます。この「リペツク牛」、これこそが”мраморное мясо ”だったんだー、と。ずっと、市場の牛肉のことだと思ってました・・・
早速”料理人さん”が仕込みに行っている業務用スーパー<METRO>に行ってみると
ありましたー!(笑)
ООО «АЛБИФ» 有限会社アルビーフ
Липецкое мраморное мясо リペツクの霜降り肉
と大きく書いてあります。
真空パック&チルドで賞味期限が3週間 ←ちと長い気もするが・・・
例によってブロック肉なので霜降り具合はかなーりわかりにくかったのですが、思い切ってサーロイン1.2kgを買っちまいました♪
これを見て皆様が「霜降り」と認めるかどうかはさておき、まあこんな感じ。
そして、何より違うのはその臭い!
もうねー、これはぜんぜん違うねー。
私がへこたれた”獣臭さ”が無いっ。
調べてみたところ、やっぱりエサが違うのだそうです。
牧草で育った牛と穀物飼料で育った牛では、肉の臭いが異なるらしく、そのために日本ではオーストラリア牛よりアメリカ牛が好まれるんだとか。このリペツク牛はトウモロコシを与えているそうです。
勇気を出して厚めにカットし、味噌漬けとか焼肉とかで食べてみました。
あごが疲れないよー、噛み切れるよー!(笑)
肉の味も脂の味も、その辺のスーパーで買うものとはぜんぜん違う。
日本の牛肉と比べるのはナンセンス。それは忘れることにしましょう。
昨秋にモスクワで行われた食品見本市でも最高評価をもらったらしいです。ロシアの高級レストランで出されるステーキ肉はほとんどが輸入品なんだそうですから、期待度大でしょうね。
というわけで、ロシアでは大変貴重な”霜降り牛”しかも地元産が、ここでは店で買えます!後は、うすーくひらひらにスライスしてくれるといいんですけどねー。
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
【東日本大震災 クリック募金】
by chigasaki-na
| 2012-05-17 22:18
| 美味しい?ロシア