2012年 03月 03日
масляная рыба の南蛮漬け |
<材料> ※ロシアで全て調達できます。
масляная рыба(マナガツオに似た魚) 1尾
玉ねぎ 1/2個
パプリカ 1/3個
片栗粉(крахмал) 大さじ3
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ2
酒 大さじ1
酢 大さじ2
唐辛子 1/2本(チリペッパーで代用可)
漬けタレは、めんつゆに酢を加えたもの(砂糖お好みで)でも。和食を作る時は濃縮タイプのめんつゆがあると便利かも。みりんが買えないし醤油やお酒も高いので。
最近、大型スーパーで日本酒を見つけたので、やっと料理にも使えるようになりました。
ロシアでは”ジャパニーズワイン”と呼ばれています。日本酒ってワインだったんですね!
日本酒を辛口白ワインで代用する時は、入れすぎると酸味とフルーティーな香りが気になるところが難点。
私は、お醤油系のタレにはロシアンコニャックを使っています。味や香りはこっちの方が無難。ただし、アルコールが強いので入れすぎて酒臭くなって失敗したことも・・・
野菜は素揚げに、魚は片栗粉をまぶして揚げる。(小麦粉でも)
ひと煮立ちさせて冷ましたタレに、揚げたての具材を漬け込む。
ときどきタレをかけて30分くらい置く。
不本意ながら、またしても魚がちょっと・・・
「あぶら魚」というだけあって、身がすごくゆるい。
この魚の場合は、衣は片栗粉でなく小麦粉の方が良かったな。
臭み取りに塩で絞めたのですが、夫は「匂いが気になる」と。
ロシア(内陸)のお魚、鮮魚として売っているものはちっとも新鮮そうじゃない。
冷凍のお魚の方が種類が多いのですが、こっちも新鮮かどうかがわからない。
解凍してそのまま料理したら、恐ろしくクサくて食べられなかったこともあります・・・
今回もちょっと下処理が足りなかったみたいです。
日本で魚が新鮮でないなんてことあろうハズが無い、ちょっと塩をかけて焼けばなんでも美味しい、という感覚がなかなか抜けません。
ロシアで魚料理をする際は、塩、酒、酢、味噌などでしっかり臭みを抜きながら調理する!
のが肝要。
【魚の臭い撃退法】
南蛮漬けの場合は後で酸味をつけるので、振り塩してしばらく置いて洗い流し、水分をふき取り、レモン汁か酢に少し漬けてトリメチルアミンを消すと良さそうです。
【東日本大震災 クリック募金】
by chigasaki-na
| 2012-03-03 17:22
| ロシアでお料理 おかず編