2012年 05月 05日
リペツク工房のホフロマ塗り |
以前に博物館の展覧会を見に行ってから買いたいと思っていた「リペツクパターンのホフロマ塗り」を、リペツクの”ソ連的デパート ЦУМ”で見つけました。
※ЦУМとは中央百貨店の略。モスクワのツムデパートと同じ名前ですが、似ても似つかぬ”旧ソ連的”なやつです・・・。しかし、お土産はここが一番充実してる。
リペツクならではの一品を手に入れて、ご満悦♪ (笑)
リペツク工房のホフロマ塗りについては、以前のエントリ『続 博物館』の中に詳しく書いていますので、ぜひこちらを再読してください。
ホフロマ塗りは、ニジニ・ノブゴロド州のセミョーノフ(Семёнов)ホフロマ村で作られたものが正真正銘。なので、本来はリペツクパターンのものは「ホフロマ風工芸品」と呼ぶべきかもしれませんが、今回私が買ったお土産屋さんにはニジニ・ノブゴロド産とリペツク産の両方が並べて置いてあり、それぞれ値札に産地が明記されていました。
モスクワあたりのお土産屋さんでよく見るホフロマ塗りのデザインは、写真のように黒地にベリー類を描いた”かわいらしく平面的”なものが多いです。
※写真はブログ『ロシア モノ・コト図鑑』から拝借しました。写真をクリックするとオリジナルページが開きます。ホフロマ塗りについて詳しく書かれています。
対してリペツクパターンは、より斬新で艶やかな絵柄や色使い。セミョーノフのものよりアートな印象があります。
お椀の裏には<リペツクパターン工房製>と書いたシールが貼ってあり、絵柄の中に絵師のサインも書かれています。
リペツクパターン工房(Липецк узоры)のHP
手に取るととても軽いし、一見、装飾品のように思えてしまいますが、ちゃんとした実用食器として使われているそうです。「ブリヌイ」について書いたコチラのエントリの中の写真にも、おばあちゃんのテーブルの上にホフロマ塗りの杓子がのっていますよ。
どうも、工房は私の住まいからそれほど遠くないところにあるようなのですが、どこで買えるかイリーナに聞いてもはっきりわかりませんでした。リペツクでは小さなお土産屋さんや贈り物を扱う店に少しあるようです。工房のHPには卸先としてモスクワのイズマイロフ市場やアルバート通りの店が紹介されていますから、そちらの方がたくさんありそうです。
リペツク以外にも、リャザン州やクルスクなどいくつかの地方で独自パターンのホフロマ塗りを製作しているらしいです。いわゆる”イチゴ柄”じゃなくちょっと変わったデザインのホフロマ風工芸品を見かけたら、裏っ返してみたり「どこ産?(アックーダ?)」と聞いてみると、いろいろ良い物を見せてもらえるかもしれません。
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
【東日本大震災 クリック募金】
※ЦУМとは中央百貨店の略。モスクワのツムデパートと同じ名前ですが、似ても似つかぬ”旧ソ連的”なやつです・・・。しかし、お土産はここが一番充実してる。
リペツクならではの一品を手に入れて、ご満悦♪ (笑)
リペツク工房のホフロマ塗りについては、以前のエントリ『続 博物館』の中に詳しく書いていますので、ぜひこちらを再読してください。
ホフロマ塗りは、ニジニ・ノブゴロド州のセミョーノフ(Семёнов)ホフロマ村で作られたものが正真正銘。なので、本来はリペツクパターンのものは「ホフロマ風工芸品」と呼ぶべきかもしれませんが、今回私が買ったお土産屋さんにはニジニ・ノブゴロド産とリペツク産の両方が並べて置いてあり、それぞれ値札に産地が明記されていました。
モスクワあたりのお土産屋さんでよく見るホフロマ塗りのデザインは、写真のように黒地にベリー類を描いた”かわいらしく平面的”なものが多いです。
※写真はブログ『ロシア モノ・コト図鑑』から拝借しました。写真をクリックするとオリジナルページが開きます。ホフロマ塗りについて詳しく書かれています。
対してリペツクパターンは、より斬新で艶やかな絵柄や色使い。セミョーノフのものよりアートな印象があります。
お椀の裏には<リペツクパターン工房製>と書いたシールが貼ってあり、絵柄の中に絵師のサインも書かれています。
リペツクパターン工房(Липецк узоры)のHP
手に取るととても軽いし、一見、装飾品のように思えてしまいますが、ちゃんとした実用食器として使われているそうです。「ブリヌイ」について書いたコチラのエントリの中の写真にも、おばあちゃんのテーブルの上にホフロマ塗りの杓子がのっていますよ。
どうも、工房は私の住まいからそれほど遠くないところにあるようなのですが、どこで買えるかイリーナに聞いてもはっきりわかりませんでした。リペツクでは小さなお土産屋さんや贈り物を扱う店に少しあるようです。工房のHPには卸先としてモスクワのイズマイロフ市場やアルバート通りの店が紹介されていますから、そちらの方がたくさんありそうです。
リペツク以外にも、リャザン州やクルスクなどいくつかの地方で独自パターンのホフロマ塗りを製作しているらしいです。いわゆる”イチゴ柄”じゃなくちょっと変わったデザインのホフロマ風工芸品を見かけたら、裏っ返してみたり「どこ産?(アックーダ?)」と聞いてみると、いろいろ良い物を見せてもらえるかもしれません。
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
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by chigasaki-na
| 2012-05-05 22:03
| リペツクあれこれ