2012年 11月 06日
今年も”夏時間”の冬だそうですね。 |
2011年の春に
「ロシアは夏時間・冬時間の切替をやめて、
一年中夏時間に固定します!」
とメド大統領が決めてから、
初めての”夏時間の冬”をひと冬過ごし、
「暗過ぎて朝起きれません・・・」
と私を含め不満続出の昨冬。
詳細はコチラにて→『やっぱりね・・・』
2012年10月末には
また冬時間に戻すんじゃないかと
盛んにニュースになってましたが、
結局のところそのまんまになったそう。
ロシアでは、
またまた今年も暗ーい朝を迎えていますね。
インターファクスの記事によれば、
どうやら本格的に検討され、
法案も出されるとか出されたとかってことらしいですが、
なにせ直近過ぎて「検討する時間が無さ過ぎる」
ってことで却下になったようです。
ついでに興味深いリサーチデータ(2012.10.5)を見つけましたよ。
①2010年8月
②2011年2月
<夏時間統一後>
③2012年2月
④2012年9月
上記4回に亘っての世論調査の結果だそうです。
要約すると・・・
■夏・冬時間制が最適 ①42%→④24%へ減少
→統一そのものは受け入れられてる
■夏時間に統一の方が良い ①27%→④30%
→肯定派は変わらず
■冬時間に統一の方が良い ①18%→④29%へ増加!
→統一前は不人気だったのね・・・
→特に45才以上(33%)と大都市圏に暮らす人(40%)の比率が高いそう。
■夏・冬時間制から夏時間統一への変更を受け入れる ②73%→④35%へ半減
→問題無いかな~と思ってたけど実際は良くなかった、と思った人がかなりいる。
というわけで現時点では、
「従来通り切り替えようよ」という人が24%
「夏時間のままでいいよ」という人が30%
「冬時間統一に変更しようよ」という人が29%
有意差無しですね。
ちなみに、夏時間の方が良いという人は若い人が多いそうで、
理由は「遅くまで明るいから」だそう。
日本に住んでいるとピンと来ないですけど、
夏時間か冬時間かっていうのは、
日の出が遅くて、日の入りも遅いか
日の出が早くて、日の入りも早いか
ということなんですよね。
特に冬場の日照時間の短いロシアでは、
このお日様の奪い合いというわけです。
学校に行く子供たちは、
遅くまで遊べる方がいいから
日の入りが遅い方がいい。
→夏時間がいい
大都市で働く大人は、
どうせ帰る頃には暗くなってますから
せめて朝は明るい方がいい。
→冬時間がいい
いずれにせよ、
もう少し慎重に検討する必要があるのかもね。
データソースはこちら
【«ЖИЗНЬ ПО «ЗИМНЕМУ» ВРЕМЕНИ: ЗА И ПРОТИВ»】
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
【東日本大震災 クリック募金】
「ロシアは夏時間・冬時間の切替をやめて、
一年中夏時間に固定します!」
とメド大統領が決めてから、
初めての”夏時間の冬”をひと冬過ごし、
「暗過ぎて朝起きれません・・・」
と私を含め不満続出の昨冬。
詳細はコチラにて→『やっぱりね・・・』
2012年10月末には
また冬時間に戻すんじゃないかと
盛んにニュースになってましたが、
結局のところそのまんまになったそう。
ロシアでは、
またまた今年も暗ーい朝を迎えていますね。
インターファクスの記事によれば、
どうやら本格的に検討され、
法案も出されるとか出されたとかってことらしいですが、
なにせ直近過ぎて「検討する時間が無さ過ぎる」
ってことで却下になったようです。
ついでに興味深いリサーチデータ(2012.10.5)を見つけましたよ。
①2010年8月
②2011年2月
<夏時間統一後>
③2012年2月
④2012年9月
上記4回に亘っての世論調査の結果だそうです。
要約すると・・・
■夏・冬時間制が最適 ①42%→④24%へ減少
→統一そのものは受け入れられてる
■夏時間に統一の方が良い ①27%→④30%
→肯定派は変わらず
■冬時間に統一の方が良い ①18%→④29%へ増加!
→統一前は不人気だったのね・・・
→特に45才以上(33%)と大都市圏に暮らす人(40%)の比率が高いそう。
■夏・冬時間制から夏時間統一への変更を受け入れる ②73%→④35%へ半減
→問題無いかな~と思ってたけど実際は良くなかった、と思った人がかなりいる。
というわけで現時点では、
「従来通り切り替えようよ」という人が24%
「夏時間のままでいいよ」という人が30%
「冬時間統一に変更しようよ」という人が29%
有意差無しですね。
ちなみに、夏時間の方が良いという人は若い人が多いそうで、
理由は「遅くまで明るいから」だそう。
日本に住んでいるとピンと来ないですけど、
夏時間か冬時間かっていうのは、
日の出が遅くて、日の入りも遅いか
日の出が早くて、日の入りも早いか
ということなんですよね。
特に冬場の日照時間の短いロシアでは、
このお日様の奪い合いというわけです。
学校に行く子供たちは、
遅くまで遊べる方がいいから
日の入りが遅い方がいい。
→夏時間がいい
大都市で働く大人は、
どうせ帰る頃には暗くなってますから
せめて朝は明るい方がいい。
→冬時間がいい
いずれにせよ、
もう少し慎重に検討する必要があるのかもね。
データソースはこちら
【«ЖИЗНЬ ПО «ЗИМНЕМУ» ВРЕМЕНИ: ЗА И ПРОТИВ»】
クリックすると募金サイトから1円募金できます。ご参加を!
【東日本大震災 クリック募金】
by chigasaki-na
| 2012-11-06 13:21
| ロシアの今